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「初期研修は結局どこでやっても変わらない」は本当か? 初期研修医32期生 総合診療専門研修プログラム 菊地 真由

「初期研修は、結局どこでやっても変わらない」ー私が学生時代に研修先で悩んでいる際に、何人かの年上の先輩医師に頂いた言葉です。皆さんはどう思いますか?

これには恐らく異なるニュアンスがいくつか含まれていて、「結局自分次第だからこそどこでやっても変わらない」、「何十年も経てば医師のレベルは頭打ちになり変わらない」、「目先のことだけに囚われすぎるな」などなど人によってさまざまな意見があるのだと解釈しています。この言葉は本当なのだろうか、と学生時代からずっと疑問に思ってきました。絶対に同じはずがないと思いながら初期研修先を真剣に選び、2年間を過ごしてきた者としてささやかな感想を、当院の紹介の最後に付け加えさせて頂こうと思います。

私が初期研修選びでポイントにしていた点は、
@ 自己フィードバックが得られる環境か
A グラム染色を自分で染める文化があるか
B そこで働く先生方の目が生き生きしているか
という3点です。
学生時代は東京都内を中心に、関東各地で病院見学を行ってきましたが、この3条件ががっつり当てはまったのは亀田のみでした。
@に関して他の病院にはなかなか真似ができない特徴として、亀田総合病院は関連病院同士でカルテが繋がっていること、先生方や患者さんの行き来があることが挙げられます。例えば自分で安房地域医療センターの救急外来で診た患者さんを亀田総合病院に転院搬送した場合に、その転帰を知り、自分の判断や初療に改善点はないかを振り返ることができます。先生がわざわざ別の機会にフィードバックをしてくださることもあれば、自分自身でフィードバックをすることもできるのです。

Aに関しては、救急外来にグラム染色キットと顕微鏡が当たり前のように設置されており、喀痰、尿は自らの手を動かして染め、見て、起因菌を検討した上で抗菌薬選択をするという風土があります。感染症科を中心に、適切な抗菌薬使用を学べるのは本当に恵まれた環境だと思います。根拠なくブロードに「とりあえず〇〇で」のような研修医にはなりません。また、グラム染色を自分でさせる病院=研修医の教育をきちんと考えてくれている、という一つの尺度として勝手ながら私自身は解釈しています。

Bに関しては、見学に来た際にどの研修医の先生も楽しそうに生き生きとしていたことが印象的で、良い研修先を物語っていると感じました。そして実際に自分が働いてみて、どの科をローテーションしても尊敬できる先生に出会えること、ロールモデルとなるような先生に出会える環境だと感じました。出会いは一生の財産ですし、自分自身がどのような医師人生を歩んでいくかを考える上で、多様な生き方をしている先生方と接することは誰もが得られるものではないと思います。ここには志の高い同期、先輩方が集まっており、常に良い刺激を受けながら研修生活を送ることができます。

おおまかに亀田総合病院での研修の魅力をお伝えしましたが、私が所属している「地域ジェネラリストプログラム」の魅力もぜひお伝えしたいと思います。

「地域ジェネラリスト」とは単なるmedicalな側面でのジェネラリストではなく、地域丸ごと患者さんを診るジェネラリストだと思っています。まさにその考え方の大切さを実感し、体現することができるプログラムです。特徴としては、2年間の初期研修生活の中でトータル1年間は亀田総合病院で研修し、もう1年間は安房地域医療センターという150床弱の中規模病院と、亀田ファミリークリニック館山という外来と在宅メインの無床診療所で研修します。他施設を行ったり来たりで大変かと思いきや、「規模の違う3つの病院」を同時に垣間見ることで、場の違いが医療におけるdecision makingに実は大きく関わってくること、患者さんとの時間の流れ方の違い、患者さんの年齢層や疾患の違いなど、いろいろな ‘’医療のカタチ‘’ を知る機会になるのです。このことは、将来どんな場所で働くとしても生きてくる視点だと思います。
また、プライマリ・ケアにおいて重要な「継続性」の一つとして、例えばファミリークリニックの外来で診ていた患者さんが亀田総合病院に入院し、退院して在宅医療を導入するという患者さんのライフイベントの変化に、この南房総の地域だからこそ継続性をもって寄り添っていくことができるのではないかと思います。
このプログラムを選んだ理由としても、前述したような各施設のいいとこ取りができること、家庭医になるかどうか悩んでいたため、選択肢として意識しながら研修しようと思ったからです。家庭医志望の人限定ではありませんし、3施設で研修できるのは期間の差はあれど、プログラムに関わらず亀田初期研修医全員が選択できる条件ですので、内科志望、外科志望、マイナー科志望どの方でも貴重な経験ができると思います。

以上、簡単ではありますが当院で初期研修を過ごして良かったと思えることをお伝えさせて頂きました。そして、最初の疑問に対する、現時点での私なりの答えとしては、
「確かにmedicalな面ではほぼ同じかもしれないけれど、医師の大切な土台を作るマインドの部分に大きな影響を与えるのは環境なので、今後の医師人生に関わってくるほど大きな2年間である」ということです。
疑問に思ったことはすぐに調べる(そのツールもたくさん知ることができます)、(当たり前ですが)患者さんの所に何度も足を運ぶ、手を使ってまずは自分で動く、礼節・感謝を常に忘れない、コメディカルを大切にする、などなど医師として、社会人として当たり前のことを背中できちんと教えてくださる環境がここにあります。そして未来を考える上でのロールモデルとなる先輩方がたくさんいます。
三つ子の魂百まで。人は環境によって良くも悪くも変化してゆくものです。右も左も分からない医師としてのスタートをこの鴨川の地で踏み出し、大きく羽ばたいていく方々が増えてゆくことを願って、鴨川でお待ちしています。

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